洗顔料の選び方とは?自分に合った洗顔料を見つけよう
スキンケアにおいて、欠かせないアイテムの一つである洗顔料。
この記事では、肌タイプや目的に応じた洗顔料の選び方を解説します。洗顔料にもたくさんの種類があるので、自分にぴったりなアイテムを見つけましょう!
フォームタイプ
洗顔料として一般的な、洗顔料に水を含ませながら泡立てて使うフォームタイプ。フォームタイプの洗顔料は使いやすく泡立ちが良いので、手軽に肌の汚れを落としたい方にぴったりです。日中、洗顔料で落とせる日焼け止めだけで過ごした日や、軽いメイクをした日にもおすすめです。
泡タイプ
泡タイプの洗顔料は、ポンプなどを押すだけで既にキメ細かく泡立てられた状態で出てくるので、肌への摩擦を最小限に抑えながら優しく洗い上げることができます。フォームタイプを上手に泡立てるのが苦手な方はもちろん、摩擦を避けたい方にもぜひ試していただきたいアイテム。
ジェルタイプ
ジェルタイプの洗顔料は清涼感があって、皮脂や油分をしっかりと落とすことができるものが多いのが特徴で、夏の汗ばむ季節にぴったり。スッキリとした使用感を求める方にも人気です。
パウダータイプ
水に混ぜて使用する、パウダータイプの洗顔料。個包装のものが多く、持ち運びやすいので旅行や温泉などでも活躍します。酵素やビタミンCなどを配合した洗顔料も多く、いつもの洗顔料と混ぜて使用できるものもあります。スペシャルケアとしても◎。
クリームタイプ
保湿成分が豊富に含まれていることが多い、クリームタイプの洗顔料。季節的には、特に冬場におすすめです。塗ってからしばらく時間をおいて洗い流す、フェイストリートメントの機能がついたものも多数。しっとりとした洗い上がりで、肌荒れを防ぎながらやさしく洗い上げてくれます。
石けんタイプ
古くから愛されている洗顔の定番、固形の石けんタイプの洗顔料。洗浄に必要な成分を厳選して配合したシンプルなものが多く、肌に余計な負担をかけずに汚れを落としたい方にぴったりです。
乾燥肌におすすめの洗顔料
乾燥肌の方は、高保湿成分が配合された洗顔料を使用しましょう。
<特徴> しっとりとした洗い上がりが特徴で、洗顔後も肌がつっぱらないように設計されている。
<選び方> 「モイスチャーライジング」「保湿」「しっとり」などが記載された商品。
脂性肌におすすめの洗顔料
脂性肌の方は、過剰な皮脂や肌の汚れをしっかり落としてくれる成分が配合されている洗顔料が効果的。皮脂が多く分泌されている脂性肌は、毛穴詰まりや大人ニキビをケアできる成分に注目して選びましょう。
<特徴>過剰な皮脂を溶かしたり吸着したりしながら汚れをしっかり落とせて、毛穴の汚れや詰まり、テカリ、大人ニキビなどもケアできる。洗い上がりはすっきり。
<選び方>「オイリー肌用」「さっぱり」などのキーワードの他、皮脂や毛穴に関する記載があるものを選ぶと◎。
混合肌におすすめの洗顔料
混合肌の方は、脂性肌寄り・乾燥肌寄りと様々ですが、適度に洗浄力がありながら保湿もできるバランスが良い洗顔料がおすすめです。
<特徴>TゾーンとUゾーンの異なる肌状態を同時にケア。
<選び方>汚れを落とす成分と、しっかり保湿もできる成分が両方配合された洗顔料がおすすめ。オールインワンタイプはバランス力に優れたものが多いので、ぜひ試してみてほしいアイテムです。
敏感肌におすすめの洗顔料
敏感肌の方は刺激を感じやすいので、香料などが無添加のものや低刺激性の洗顔料を選びましょう。
<特徴>肌への負担を軽減しつつ、優しく洗い上げます。
<選び方>「敏感肌用」「低刺激性」「アレルギーテスト済み」といった表記に注目して選ぶのがおすすめです。
シワ・ハリ不足
年齢と共に気になるシワや肌のハリの不足。ハリ・弾力を取り戻して、若々しい肌を目指せる成分が効果的です。ハリ・弾力美肌を目指せる成分を配合した洗顔料を選ぶことで、滑らかな肌感を演出できます。
<おすすめ成分> ナイアシンアミドは、シワ改善の効能効果が認められている有効成分の1つです。レチノールはコラーゲン生成を促進して、ハリ美肌を目指せます。ペプチドは肌の引き締め効果があります。
ニキビ(吹き出物)
ニキビ(引き出物)は、過剰な皮脂の分泌や肌を清潔に保てないことがあるとできてしまいます。ニキビケア用の洗顔料や、抗炎症成分・殺菌成分などを含む洗顔料を使用することで、トラブルを予防できます。
<おすすめ成分> グリチルリチン酸ジカリウムは抗炎症作用、サリチル酸は殺菌作用があります。有効成分が配合されている薬用タイプがよいでしょう。
毛穴
黒ずんだ毛穴や開いた毛穴が気になる方は、効果的な成分配合の洗顔料を探しましょう。
<おすすめ成分> 酵素入りの洗顔料は、汚れを溶かして分解するので毛穴のケアにぴったり。ビタミンCは毛穴を引き締め、肌の色ムラを分かりづらくしてくれます。クレイ(炭)は毛穴の汚れを吸着します。
くすみ
年齢を重ねるにつれて気になってくる肌のくすみ。蓄積した角質などで肌がくすんでいると、透明感や肌の明るさに影響します。気になる方はまずは落とすケアをしましょう。
<おすすめ成分> 酵素が入ったものやピーリング作用のある洗顔料は肌のくすみに加えて肌が固い印象がある方におすすめ。ただ、洗浄力が強めなので乾燥肌や敏感肌の方はもう少しマイルドなクレイ配合の洗顔料もよいでしょう。「透明感」などを謳っている洗顔料もおすすめです。
洗顔は水とお湯どっちがいい?
冷水は汚れや皮脂を落としにくく、逆に熱すぎるお湯は肌の自然な油分まで奪ってしまい、乾燥を招くことがあります。皮脂を無理なく落とし、肌に負担をかけづらい32~36℃くらいのぬるま湯がおすすめです。
朝の洗顔は必要?
朝の洗顔は、寝ている間に分泌された皮脂や、ついてしまった汚れを取り除くために必要です。基本は洗顔料を使っての洗顔がよいですが、肌が乾燥しやすいなど肌のタイプによっては部分洗いにとどめるなどで対応しましょう。洗顔する時間がない方は、スキンケアシートでのケアやふき取り化粧水もおすすめ。洗顔後はしっかりと保湿を行うことが大切です。